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No.275 餅つき大会

2018/12/30

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12月30日に恒例の「餅つき大会」がありました。プリズムの年末の風物詩となったこの「餅つき大会」、今年は、寒さ厳しい中でしたが、天候にも恵まれ、大勢の住民が「つきたてのお餅」に集まりました。今年のメニューは、昨年同様に、焼いた餅を入れた「お雑煮」と「おしる粉」、「甘酒」でしたが、11時のスタート前には大行列となり、皆さん、美味しそうに餅をほおばっていました。

 

当日は、毎年手伝ってくれている住民ボランティアを中心として、朝早くから作業が始まりました。もち米の洗米、せいろを使っての蒸しなど、手際よく作業を進めていきます。蒸したもち米は臼に移され、餅つきが始まります。餅をつくのは熟練の住民たちで、まずは、杵の先で蒸したもち米を押しつぶすようにしていきます。そのうち粘り気が出て、米粒の形も見えなくなると、掛け声とともに、まずは大人たちが杵でついていきます。「ぺったん、ぺったん」という大きな音が響くと、会場は一気に「餅つき大会」の雰囲気へと変わります。その後、子供たちも順番に「餅をつく体験」をしていきます。「子供用の小さな杵」を使って、杵に振り回される子供もいましたが、みんな貴重な体験をしていきました。そして、ついた餅は、上新粉をひいた板の上で、子供たちがボランティアの大人たちと一緒に「鏡餅」を作っていきました。これも貴重な体験の一つだと思います。

 

古くから伝わる日本の伝統行事であるこの「餅つき」、最近では時節柄中止にするところも多いようですが、子供たちにはまだまだ人気があります。年末の慌ただしい中ですが、今年も大勢の住民ボランティアが集まり、この「餅つき大会」も盛況に終わりました。これで、正月を迎える良い準備ができました。それでは皆さん、そろそろ平成最後の年越しですが、良いお年をお迎えください。