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昨年末から検討してきた防災パンフレットが完成したので、総会議案書と共に配布しました。マンション内で配布しているニュースにも取り上げています。今回のパンフレットは、防災の基本となる「自助、共助、公助」のうち、「自助」にフォーカスしています。「防災」となると「非常持ち出し品リスト」だの、「避難場所」だのが並ぶことが多いですが、あれは戸建て住宅を念頭に置いたいわば「昭和の防災マニュアル」です。
　

耐震構造、耐火構造のマンションにおいては、「マンション内避難」が基本となります。マンションの躯体がおれるような震度の地震が来た時には、どうしようもありませんが、「躯体は大丈夫」という前提で、「電気・ガス・水道・通信」のライフラインが途絶したことを想定しています。電気が復旧するまで7日間。この7日間を生き延びようという呼びかけと具体的な準備を紹介しました。
　

A3 表裏に印刷しています。半分に折って、どこかに見えやすいところに吊り下げておいてもらおうという発想です。引き出しにしまい込まれると、いざという時には役に立たないですから、あえて「吊り下げ」を意識して作成しました。真ん中の上のほうに穴を開けて紐でも通して冷蔵庫の脇にでも吊り下げてくれればと思います。このホームページの「ダウンロード」のところから取得できます。興味ある方はどうぞ。