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端午の節句を前に、今年も、プリズムのフロントに「ひな壇」が飾られました。このひな壇は、住民が寄付してくれたもので、今では珍しい「七段飾り」です。毎年飾っていますが、今の子供たちには珍しいのか、毎年、記念写真を撮影する人も多くいます。

この「ひな壇」は、毎年、自治会メンバーが中心になって飾り付けをしています。ただ、住民からの寄付であるので、飾り方の詳しい「取説」が無く、毎年、飾りつけに少し苦労しています。各段に飾る人形の配置は大体わかるのですが、三人官女や仕丁が持つものが何なのか、「あれが無い、これは何？」、などと悩んでしまいます。皆さん真面目なので、できるだけ正式な飾り付けをしようとするので、四苦八苦してしまいます。それでも、なんとか完成すると、やはり豪華で目を見張るものがあります。

今年は、お隣「ららぽーと」でも約６００体もの「ひな人形」が飾られています。展示されている人形は一般の方から寄付されたものとのこと。これだけ多くのひな人形が集まるとは、役割を終えた人形の扱いに困っている人が多いのかもしれませんね。ららぽーとではこれら人形をきちんと供養してくれるとのことですから、皆さん安心して寄付できるのでしょう。女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」、残していきたい日本の伝統行事です。