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No.228 船橋大神宮の節分祭

2018/2/4

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2月3日の土曜日、船橋大神宮では恒例の「節分祭」が行われました。この船橋大神宮は、正式名「意富比神社(おおひじんじゃ)」といい、平安時代の延長5年(927)の古文書にも記載が確認されるほど、とても歴史のある神社です。「節分祭」は午前と午後の2回行われ、神楽が奉納された後、神楽殿で見物客へ厄難消除の豆を撒きます。

 

当日、神楽殿の前には、神楽の鑑賞や豆まき目当てで、大勢の見物客が集まっていました。奉納された神楽は4演目。演目は、「巫女舞(みこまい)」、「天狗舞」、そして、節分祭のみで演じられる福の神の恵比寿さまと大黒さまの「蛭子舞(ひるこまい)」、最後は、山の神である「鍾馗(しょうき)」が赤鬼と青鬼を退治する「山神舞(さんじんまい)」でした。その「山神舞」のなかで、鍾馗が清めた福豆を赤鬼青鬼に投げつけると、鬼たちは外へ退散。それを合図に、福豆やおひねり、菓子やミカン、餅などが、大勢の見物客に向かって気前よく撒かれました。豆まきが始まると、見物客の皆さんは、持参した大きな袋の口を開けて、少しでも福をもらおうと必死?でした。

 

この船橋大神宮はプリズムから徒歩10分程度ですので、正月の初詣はもちろんのこと、定期的に行われる祭事に訪れる住人も多いようです。プリズムは、交通の利便性やららぽーとなどの大型商業施設が近いことが住みやすさの一つですが、近くで日本古来の伝統芸が見られるのもメリットの一つです。

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