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No.88 船橋大神宮の初神楽
2016/1/11
神楽(かぐら)というのは、ものの本に寄ると、「神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞であり、和琴(わごん)・大和笛(やまとぶえ)・拍子(ひょうし)の三つ、のちに篳篥(ひちりき)も加えて楽を奏し、かぐら歌をうたい、舞をまう。「神楽殿」がある場合、そこで行われる事が多い。」とあります。
地元の船橋大神宮では、正月元旦に「初神楽」が舞われます。午後、駐車場横の神楽殿で取り行なわれるので、参道からは少し見づらいものの、縁起物ですから、参拝が終わった善男善女を中心にして見物客は絶えません。
この日、いくつかの演目が奉納されたようだけど、たまたま見たのは「」というものでした。お面を付けた羽織袴で、舞扇を優雅にかざしながら舞う姿は、お正月にふさわしい平和なものでした。この神楽、元旦だけに行われるものです。見物する人には子どもたちも多く、小さいうちから伝統芸に馴染む姿が印象的でした。