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No.89 船橋大神宮の灯明台

2016/1/14

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千葉県有形民俗文化財に指定されている船橋大神宮の灯明台は、正月3が日には、一般公開されています。普段は入れないとあって、参拝客の多くが登っていきます。海を照らす灯台であったこの灯明台、戊辰戦争時には焼失しましたが、その後再建され、明治28年(1895)に停止するまでの間、政府公認の私設灯台として漁業関係者が利用していました。
 
早速登ってきましたが、小高い丘の上に立っているので、建物にたどり着くのも、また建物内部の3階まで上る階段も急なこと!  一瞬「やめようかな」と思わせるものですが、登ってみると視界が開けて、船橋の海側が一望できます。江戸時代には、この灯台のすぐそばまで海が迫っていたのかと思うと、隔世の感があります。
 
正月に初詣をした後は、船橋の歴史を感じさせるこの灯明台に上るのがお薦めです。